ポートライナーの時刻表
どうも、新スタッフの濱口です。
最近気になっていることがありました。
濱口は神戸新交通のポートアイランド線、通称ポートライナーを使って通勤しています。
ちなみにこれが路線図。
今はやりのAR(Augmented Reality:拡張現実)です(笑)。
実際には扉の窓に透明なシールが貼ってあるだけですが、見た目はARそのもの。
おかげでオートフォーカスが遠景に合ってしまい、少しボケてしまいました。
ですのではっきりくっきりした路線図も向きを合わせて載せておきます。
ポートライナーには2系統あり、
1系統は三宮→貿易センター→ポートターミナル→中公園→みなとじま
→市民広場→南公園→中埠頭→北埠頭→中公園→ポートターミナル→貿易センター→三宮
で矢印が示すようにこの系統は一方通行です。
もう1系統は三宮−貿易センター−ポートターミナル−中公園−みなとじま
−市民広場−医療センター−京コンピュータ前−神戸空港
でこちらは双方向(往復)です。
話は戻って、何が気になっているかというとこの時刻表です。
三宮の次の駅、貿易センターの時刻表です。
ある用事で貿易センターで降りたときに撮った写真です。
電車を降りてすぐに時刻表の前に行き、撮影を始めたので同行者は「何事か」と思ったと思いますがこういう理由でした。
で、気になっている部分を拡大したのがこれ。
北埠頭は「行き」なのに中埠頭は「どまり」
この違いは何なのか?
どうでもいいことですけど気になります。
JRもかつては
「この電車は姫路駅で切り離しを行ないます。前8両は播州赤穂行き、後ろ4両は姫路止まりです」
と言っていたのに最近は
「後ろ4両は姫路行きです」
と言うようになりました。
その理由はわかりませんが、つまりは「行き」も「止まり」も大差ないということです。
それを「行き」「どまり」と区別した理由は?
わかってみれば「なるほど!」でした。
「中埠頭どまり」は中埠頭が終点ですが
「北埠頭行き」の終点は北埠頭ではなく三宮でした。
上記の1つ目の系統、三宮を出てぐるっと回って三宮に戻ってくる電車でした。
だから本当は三宮行きと書くべきですが、そう書くと「え、逆方向?」と思う人も
いるでしょう。特に地元に詳しくない旅行者・観光客は「え」と思うと思います。
もっとも貿易センターから乗ってくる旅行者・観光客がそんなにいるとは思えませんけど。
ただ、まぎらわしいことはしないほうがよいということなのでしょう。
「三宮行き」がダメだからと言ってその手前の「貿易センター行き」とすれば「え、ここが終点?」と
なりますし、さらにその手前の「ポートターミナル行き」「中公園行き」とすると
「みなとじま以遠には行かないの?」となってしまいますので、さらにその手前の
「北埠頭行き」になったようです。
今回はサイエンスでもデザインでもありません。
でもちょっとした違いに目をつけて発見するということもあります。
木から猿が落ちる、いやリンゴが落ちるのに、月は落ちないことから
万有引力に気がついた・・・とも言われています。
恒星は円軌道を描くのに、惑星はいくつもの円軌道を組み合わせないといけないことから
地動説にたどり着いた。
トカゲの尻尾は生えてくるのに、他人の手足は生えてこないことから
iPS細胞に・・・ということはないでしょうが。
ところで、「猿やリンゴは落ちるけど、月は落ちない」というのは実は間違いです。
間違いですが・・・説明はまたの機会に。