スーパーマリオギャラクシーのEgg Planetの曲とか

川村です。

では今日も・・・

酒の肴にゲームミュージック話でも如何ですか?


スーパーマリオギャラクシー Egg Planetの曲 とか

スーパーマリオギャラクシーのEgg Planetの曲が好きです。

これは最近の曲なのでピコピコでは無いです。
スーパーマリオ史上初のフルオーケストラ曲です。

では聞いてみましょうか。

【原音版】

次に解説。


wiiのマリオ

スーパーマリオギャラクシーとは2007年に任天堂から発売されたゲームです。

有り体に言うと「wiiのマリオ」です。
より正確に言うと「wiiの3D版マリオ」です。

一言でスーパーマリオと言っても色々種類がございますが
1つの機種に1つのスーパーマリオと言って大きく違いません。

ファミコンスーパーマリオブラザース
スーファミスーパーマリオワールド
Nintendo64スーパーマリオ64
ゲームキューブスーパーマリオサンシャイン
wiiスーパーマリオギャラクシー

あくまで上記の作品が本流だと思えばシリーズが理解しやすいです。
どれもピーチ姫を魔王クッパから救出するというストーリーになっております。

スーパーマリオ64以降が3D作品となっておりますが、
やはりというか3Dに馴染めない方も多かったようで、
またその頃からゲーム機の主流がプレイステーションに移ったこともあり、
それ以降の作品は案外プレイしている方が少ないのが現状です。

それもあってかwiiではスーパーマリオシリーズが2つに分かれました。

1つはスーパーマリオ64の流れをくむ3D作品「スーパーマリオギャラクシー」。
一方で従来型のプレイしやすい2D作品「Newスーパーマリオ」です。
私ぐらいの年代には2D版の方が有名かも知れないですね。(嵐がCMしてた)

ですが今回紹介するのはwiiの3D版マリオことギャラクシーです。


・球体地形

ギャラクシーと言うだけあって舞台は宇宙です。

この宇宙というのがポイントなんです。

ステージ中に点在する大小様々な星を飛び跳ねて行くんですが、
宇宙だけに重力の方向が一定じゃないんです。地上−空ではない。
球体地形と言えば良いんでしょうか、固定概念を完全にぶちこわしてます。

見ていただければ一発で理解できるので、動画をば。


スーパーマリオギャラクシー 最後の決戦】


3Dのアクションゲームにおいてカメラワークをどうするか?
これはこのジャンルに常につきまとう問題でした。

スーパーマリオ64ではフリーカメラで一応解決していたようですが
プレイヤーがカメラ操作も行う事と、やはり酔いやすい方もいるようで
完全な解決には至らなかった。

この球体地形はカメラワーク問題を解決するアイデアでもあります。

球体だから壁が無く、マップの果ても無くなるので迷いにくい。
球体地形全体を俯瞰的に写すためにカメラは引きを多用できる。

これで酔わない、迷わない、操作が楽と相成ったわけですが、
これまでの3Dマリオ作品にあった「箱庭感」は薄れ、
2D作品のように1本道を突き進むプレイ感になりました。
そこは正直残念な部分です。

カメラワーク問題を解決しつつ箱庭感を復活させる。
果たしてどんなアイデアがあるのか、将来のマリオが楽しみです。


・ああ・・・

音楽について書いてなかった。
単純に良い曲でしょ?それで良いやん?やっぱだめ?

作曲者は近藤浩治さんです。

本作以前のマリオの曲はほとんどこの方の作品です。
wikiを見たら「任天堂情報開発本部技術部技術課課長」らしいです。
他にも「ゼルダの伝説」や「スターフォックス」なんかもこの方です。

あのマリオの曲を作った人ということで世界中で有名ですね。

とはいえ、最近は作曲家としての仕事は減ってまして
実はギャラクシーも担当曲は5曲ぐらいだったと思う。
覚えてないけど確かそのぐらいだったと思う。

でもEgg Planetは非常に大切な大きな意味のある曲です。

一番始めにプレイするステージがEgg Planetなんです。

初めてあの球体地形を見た驚きとか。
これから始まる物語への期待とか。

マリオとピーチ姫は仲は良いけれども所詮は身分違いの大工と王女。
決して報われる事無い恋なのかとも思いつつ、正義感の強いマリオは
命がけで広大な宇宙に飛び立つわけですよ。

この曲にはそういう泣き笑いの感情が詰まってる気がしますね。
正にマリオギャラクシーのメインテーマと言っても良い。

そろそろ締めましょうか。


ほな。