無知の楽しみ(その2)

どうも、新スタッフの濱口です。
前回の「無知の楽しみ」は形式としてすごく楽です。
ようは、「わからないよ」というスタンスで適当なことを書いておけばいいからです。
で、シリーズ化することにしました。
というわけで今回は「無知の楽しみ(その2)」です。

シリーズ化第1弾ということで風呂敷を広げて
「CO2地球温暖化」についてです。

CO2温室効果ガスとも呼ばれ、これがあると気温が上がります。
正確にはある波長の赤外線を吸収して宇宙に逃がさない、ということなので、
冷めないという方が近いようですが。
「金星は二酸化炭素の雲に覆われていて地表は400℃である」というのを
小学生の時に読んだ記憶があります。

ところで空気中にCO2はどのくらいあると思いますか?
濱口の記憶では0.3%だったのですが間違っていました。
実際は0.03%でした。それが0.04%になって大騒ぎしています。
0.03ではありません。0.03%です。
低い低いといわれている普通預金金利と同程度です。
0.03%も小さいですが、増加量は0.01%。もう屁みたいなもんです。
まぁ、屁はメタンガスですが。

その0.01%で平均気温が数℃上がったらしいですが、1℃上がったとしても、
その1万倍の熱量を0.01%のCO2が持っていないと、つまりCO2
1万度になる熱量がなければ成り立たないと思うのですが違うのでしょうか?

今はやりのビッグデータデータマイニングすれば、CO2の増加と温度上昇に
相関関係があるのは間違いないんでしょうが、因果関係はわからないはず。
人為的に温度が上がらないようにしてCO2だけを増やしたときにそれでも温度が上がったら
CO2が因(原因)で温度上昇が果(結果)。
逆にCO2そのままで温度を上げたときCO2が増えたら
温度上昇が因でCO2が果。
温度が上がったらCO2が増えるとは考えにくいので、消去法で
「CO2が増えると温度が上昇する」というのは正しい?

実は相関関係がある場合の因果関係には(少なくとも)もう1つあります。
次の話はおそらく作り話ですが、これに関係しています。
わりと有名な話らしいので知っている人も思います。
「ある村で学力テストをしました。すると足の長さと学力に
強い正の相関関係がありました。これはどういうことでしょう」
足の長さが因で学力が果?
あるいは学力が因で足の長さが果?
どちらもピンときません。
正解は
「村全体でテストをしたので子供より大人の方が足が長く、学力もあった」
ただそれだけです。
つまり、年齢・経験・成長といったものが因で
足の長さも学力も果だったと。

つまり何か因があって、その結果として
果であるCO2増加と温度上昇が起こった、と。
で、因として考えられるのは「燃焼」です。
どれくらいの量かは知りませんが大量に物を燃やしたことにより
CO2が増加し、温度も上昇した。
すごく自然です。
少なくともCO2が0.01%増加したから温度が1℃上昇したというより自然です。

まぁ、我々一般市民にはどっちでも同じなんですが。
でも広い世界にはそれが大問題の業界もあります。
熱は出していないのにCO2を出している業界です。
たとえば、花王のバブ。コカコーラをはじめとする炭酸飲料。
でも地球温暖化を理由にこれらの商品が不買運動に会ったとも聞きませんし
実は関係ないのかも。

では逆なら?
CO2は出していないのに熱を出している業界です。
一番わかりやすいのは「原子力発電」。
原子力発電は火力発電と違ってCO2を出さない」ことを
再起動する理由の1つにしていることがくつがえってしまいます。

ま、「無知の楽しみ」なので結論はでないんですけど。